型紙は美しい職人技 【KATAGAMI style】
KATAGAMIstyle 世界が恋した日本のデザイン 三菱一号館美術館
今回の三菱一号館美術館の展覧会のお題は「型紙」。
「型紙」って何よ、と思ったら、染物の型なのだそうです。渋柿を用いて加工した紙に、菊、縞、波などを彫り、それを着物を染める時の型にした、とのことで、その機能美が19世紀末に世界に与えた影響を読み解いていく、という趣旨でした。
↓青葉が目に眩しい。
余り興味のない題材なのですが、縁側昼寝犬が三菱一号館によく通っていると知っている職場の某マネージャーが唐突にチケットとチラシを縁側昼寝犬に差し出して、
「年末年始の残業ラッシュごめんね、これでチャラにして」
って目で言っていたので、遠慮なく頂きました。ごちでーす。
題材が地味なので、一人でふらっとお昼くらいに出発。現地に着くとお客様は並んでなくていい感じ。でも中はそこそこ人がおりました。しかも偶然、チケットをくれた某マネージャーと出くわしてしまい、お互いに「待ち合わせ、してましたっけ」「してませんよね」「ですよね、うふふ」みたいな会話をアイコンタクトで交わしてしまいました。_| ̄|○ (びっくりしたよーん。いつもスーツの人がラフな格好でいると、一瞬、分からなかったよぉん。)
展覧会の中身に行きますと、最初に置かれていた19世紀の裃に縁側昼寝犬は衝撃を受けました。遠山の金さんがお白州で着ているような裃で、能の衣装なので実際にお奉行様が着ていたのではありませんが細かい模様がついてます。この模様を染めた時に使ったのが、「型紙」。
凄い、凄いよ。綺麗だよ。しかも色もいい。濃くもなく、薄くもない、この水色はイイ。職人がいい仕事してます。
その後の琉球の紅型は、またそれはそれで鮮やかな南国の色合いと題材で、これもいい。
その他には江戸時代に今のファッション誌みたいなものがあったそうで、流行の型紙を紹介していて江戸のお嬢さんたちはそのファッション誌を見て、「あら、この柄、いいじゃなぁ~い?」と染物屋さんに注文していたとかで、おしゃれに敏感だった江戸文化に感動しました。
そんな型紙の影響を受けて、ウィリアム・モリスが壁紙を作り、リバティが生地を作り、やがてティーセットの柄にも広がっていった、というのが「本当に?」と思いつつも、「あるかもな」と思いました。
紙型たちは、日本のみならず外国から里帰りをして展示されているものもありました。染物に興味を持った人が持って行ったのでしょうね。型紙が船に乗って、大海を越えて異国に行く。ロマンですわ~。(*ノノ)
途中で型紙をどうやって作るか資料映像があるのですが、これは必見です。これぞ職人技、という細かさとこだわりと高品質が爆裂しております。見た後、どのお客さんも「ひー」と言いながら帰っていかれました。
いやー、関心なかったけど、凄く面白かったー。小紋の着物が欲しくなりますね。
5月27日(日)までやってますので、お早目に。
で、三菱一号館美術館の出口直結「store1894」が改装前お値引きセール中だということでふらふらしてて、
和菓子マグネット(1個200円)を4つお買い上げ。右上から時計回りに「鯛焼き」「桜餅」「練り菓子の兎」「カステラ」。できがいい。ああ、だからこのお店はふらふらしちゃいけないと思ってんだよ。危険なんだよね、本当に。
その後、おなかがすいていたので、最近オープンした永楽ビルへ。
ここの地下1階「iiyo!!」のDaichi & keatsでアフタヌーンティーセットを頂いてきました。南部小麦のスコーン、全粒粉ワッフル、野菜スティック、サンドウィッチ2種とオーガニックコーヒーで1500円。この値段でいいのか? 盛りがよくて、運ばれて来た時に目が点になりつつ、「わ、すごいわ」と小さい声で言ったら、店員さんが嬉しそうに「へへ」と笑ってました。
一人で頑張ってわしわし食べていたら、縁側昼寝犬の後からお店に入ってきた二人組みのお嬢さんは一皿を分け合ってお召し上がりになってました。やっぱりそうすべきですよね。(・_・;)
店内にはソファーがあったり、大きなテーブルがあったりで、複数で行ってもよし、一人で行って大きなテーブルにつくのもよし、で、お味もしっかりした素材の存在を感じておいしゅうございました。是非、また伺います。
ここのビルの1階には「メゾンカイザー カフェ」というのもあり、裏通りに面してオープンテラスの席があります。お茶が飲みたい、おなかがすいた、という時は丸ビル、新丸ビル辺りでひっかからず、ちょっと北上して永楽ビルへどうぞ。(回し者じゃないですぞー)
その後、新築したパレスホテルを見て、帰宅。パレスホテルも窓が大きくなって綺麗になりましたね。江戸城本丸が見える一等地ですか、一度泊まってみたいですね。
なんて思いつつ、夕方に帰宅。仕込んだパンの焼きあがりに間に合ったわ。うふ。






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