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2012/04/29

型紙は美しい職人技 【KATAGAMI style】

KATAGAMIstyle 世界が恋した日本のデザイン 三菱一号館美術館

 今回の三菱一号館美術館の展覧会のお題は「型紙」。
 「型紙」って何よ、と思ったら、染物の型なのだそうです。渋柿を用いて加工した紙に、菊、縞、波などを彫り、それを着物を染める時の型にした、とのことで、その機能美が19世紀末に世界に与えた影響を読み解いていく、という趣旨でした。

 ↓青葉が目に眩しい。

Katagamistyle_2

 余り興味のない題材なのですが、縁側昼寝犬が三菱一号館によく通っていると知っている職場の某マネージャーが唐突にチケットとチラシを縁側昼寝犬に差し出して、

「年末年始の残業ラッシュごめんね、これでチャラにして」

 って目で言っていたので、遠慮なく頂きました。ごちでーす。
 題材が地味なので、一人でふらっとお昼くらいに出発。現地に着くとお客様は並んでなくていい感じ。でも中はそこそこ人がおりました。しかも偶然、チケットをくれた某マネージャーと出くわしてしまい、お互いに「待ち合わせ、してましたっけ」「してませんよね」「ですよね、うふふ」みたいな会話をアイコンタクトで交わしてしまいました。_| ̄|○ (びっくりしたよーん。いつもスーツの人がラフな格好でいると、一瞬、分からなかったよぉん。) 

 展覧会の中身に行きますと、最初に置かれていた19世紀の裃に縁側昼寝犬は衝撃を受けました。遠山の金さんがお白州で着ているような裃で、能の衣装なので実際にお奉行様が着ていたのではありませんが細かい模様がついてます。この模様を染めた時に使ったのが、「型紙」。
 凄い、凄いよ。綺麗だよ。しかも色もいい。濃くもなく、薄くもない、この水色はイイ。職人がいい仕事してます。
 その後の琉球の紅型は、またそれはそれで鮮やかな南国の色合いと題材で、これもいい。
 その他には江戸時代に今のファッション誌みたいなものがあったそうで、流行の型紙を紹介していて江戸のお嬢さんたちはそのファッション誌を見て、「あら、この柄、いいじゃなぁ~い?」と染物屋さんに注文していたとかで、おしゃれに敏感だった江戸文化に感動しました。
 そんな型紙の影響を受けて、ウィリアム・モリスが壁紙を作り、リバティが生地を作り、やがてティーセットの柄にも広がっていった、というのが「本当に?」と思いつつも、「あるかもな」と思いました。
 紙型たちは、日本のみならず外国から里帰りをして展示されているものもありました。染物に興味を持った人が持って行ったのでしょうね。型紙が船に乗って、大海を越えて異国に行く。ロマンですわ~。(*ノノ)
 途中で型紙をどうやって作るか資料映像があるのですが、これは必見です。これぞ職人技、という細かさとこだわりと高品質が爆裂しております。見た後、どのお客さんも「ひー」と言いながら帰っていかれました。
 いやー、関心なかったけど、凄く面白かったー。小紋の着物が欲しくなりますね。
 5月27日(日)までやってますので、お早目に。

 で、三菱一号館美術館の出口直結「store1894」が改装前お値引きセール中だということでふらふらしてて、

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 和菓子マグネット(1個200円)を4つお買い上げ。右上から時計回りに「鯛焼き」「桜餅」「練り菓子の兎」「カステラ」。できがいい。ああ、だからこのお店はふらふらしちゃいけないと思ってんだよ。危険なんだよね、本当に。

 その後、おなかがすいていたので、最近オープンした永楽ビルへ。

Photo

 ここの地下1階「iiyo!!」のDaichi & keatsでアフタヌーンティーセットを頂いてきました。南部小麦のスコーン、全粒粉ワッフル、野菜スティック、サンドウィッチ2種とオーガニックコーヒーで1500円。この値段でいいのか? 盛りがよくて、運ばれて来た時に目が点になりつつ、「わ、すごいわ」と小さい声で言ったら、店員さんが嬉しそうに「へへ」と笑ってました。
 一人で頑張ってわしわし食べていたら、縁側昼寝犬の後からお店に入ってきた二人組みのお嬢さんは一皿を分け合ってお召し上がりになってました。やっぱりそうすべきですよね。(・_・;)
 店内にはソファーがあったり、大きなテーブルがあったりで、複数で行ってもよし、一人で行って大きなテーブルにつくのもよし、で、お味もしっかりした素材の存在を感じておいしゅうございました。是非、また伺います。
 ここのビルの1階には「メゾンカイザー カフェ」というのもあり、裏通りに面してオープンテラスの席があります。お茶が飲みたい、おなかがすいた、という時は丸ビル、新丸ビル辺りでひっかからず、ちょっと北上して永楽ビルへどうぞ。(回し者じゃないですぞー)

 その後、新築したパレスホテルを見て、帰宅。パレスホテルも窓が大きくなって綺麗になりましたね。江戸城本丸が見える一等地ですか、一度泊まってみたいですね。
 なんて思いつつ、夕方に帰宅。仕込んだパンの焼きあがりに間に合ったわ。うふ。

2012/04/08

予想通りすぎて怖い [Nicolas Le Floch Saison4]

 Nicolas Le Floch  Saison4の感想をば。

 いつもの如く、Saison4も上下各2話の合計4話で構成されております。
 まだ日本ではAXNミステリーでも放送してなくて、アマゾン仏から送ってもらったDVDには英語字幕がついてなく、縁側昼寝犬はフランス語はてんでダメダメと。┐(´∀`)┌
 まぁこんなことを前提で、妄想&イマジネーション全開で進むのが、このブログの特徴でありますのであしからず。

 Saison4 第1話   「Le dîner de gueux
 何と日本語に訳せばいいのでしょうか。そのまま直訳すると、「ならず者の晩餐」とでもなるのでしょうか。

 こんなにあらすじを書くのが難しい回、というのも珍しい。はっきり言うと、「よく分からなかった」ということなんでしょうか…。そうだな、きっとそうなんだな。
 面倒なので、allocinemaのあらすじを置いておきます。


Synopsis : Après avoir sauvé d’une embuscade la jeune et belle Clémence de Villerbois et l’avoir séduite, le grand brigand "La Griffe" se fait passer pour le duelliste italien Giaccomo Petracci, qui vient d’être tué lors de l’attaque. Menant l’enquête sur la mort du noble italien, Nicolas Le Floch découvre la véritable identité de "La Griffe". Sans scrupules, le chef des "Gueux" dépouille les plus grands jusqu’au lieutenant général de police, Monsieur de Sartine. La course poursuite sera sans répit entre Nicolas Le Floch et La Griffe, puis s’achèvera par un duel magistral à Versailles...


 ↓予告編

Bande annonce "Le dîner de Gueux"  (Nicolas Le... 投稿者 Phares-Balises

 今回はニコラのベッドシーンがなかったせいか、周りがご乱行でした。(・_・;)
 冒頭始まって数分でニコラの大家さんノーブルクールさんが「王子のいるか亭」で、その後はセマギュース兄貴も続けとばかりに、さすがにニコラもびっくりしてて、何だろう、この回は。
 まぁそんなことはともかく、Gregori Derangèreさんが扮するLa Griffeという怪盗が現れて、女性は盗んで逃げるわ、金は盗むわ、ならず者ではあるのですが、どちらかと言うと義賊に近いものがあります。
 ですが、その被害者の中に、私たちの愛するおてもやん、ちがっ、バカ殿、いやそれもちがっ、サルティン総監もいるとなっては、許せません。
 サルティン総監とLa Griffeの立ち回りは、大爆笑ものです。ますますコメディアン化するCaronさん。ああ、やめてー、そのヅラたちには触らないでおいてあげてー。ということで、Caronさんファンの人はお楽しみに。^^
 La Griffeが狙っていたのは実は、、、ということで、終盤にはブルドーさん、セマギュース兄貴とも剣を交える、というとても珍しいシーンがありますが、結局はニコラの出番になって、国王陛下の前で大立ち周り。
 で、まぁ、そうだな、うん、ミステリーの雰囲気は皆無で、印象に残ったのがSaison1で見せたニコラの「礼儀正しくて、市井の人に優しくて、冷静で、頭脳明晰で、ハンサムで、そんなでありながらも下半身暴走型」という特徴がどこかに消えた、ってところでしょうか。
 ナンだろうね、これ。ルパン三世ってこんな感じだよね。

 特にラストの船を見送るシーンは、頂けません。というのも、ニコラが住んでいるパリから船が見送れるような海っぺりまで、今でこそTGVでひゅん、ですけど、原作第1巻目の冒頭で馬を乗り継ぎ大変な思いをしてるのに、こんなに気軽に行かれてはせっかくの時代考証が意味なくなります。
 ただこのDVD、特典映像がついていて、これがなんと剣のシーンの練習&リハーサル風景でした。セマギュース兄貴もブルドーさんも、適当な私服で、Gregori Derangèreさんなんて長い髪を女の子みたいにバレッタで後頭部で止めていて、あら、可愛いじゃないの。
 ジェロームさんに至っては、トレパンに短いポニーテールに、手首から肘まで分厚いサポーターしてて、「剣のシーンって、大変なのね」って感じがひしひしと伝わってきました。

 特典映像だけで、このDVDは買い! です。

 ほかは?
 うーん、フランスのファンは、これで納得しているのか知りたいですね。日本のファンの一人はぶーぶー不満大です。

2012/04/04

Saison5のロケ開始 [Nicolas Le Floch]

 昨日の台風並みの低気圧の後に訪れたのは、桜の花の淡いピンク色が春の光に輝く季節でした。

 って、世間話に逃げるんじゃねーよ、ワタシ?  てへ。(゚ー゚)
 日本で桜が咲く季節になると、フランスではニコラのロケが開始になりますな。
 Saison4の感想を書く前に、Saison5のロケの話題が来てしまいました。

 今度のSaison5は原作に戻るっぽいです。


 Episode 9 :Le crime de l'hôtel Saint-Florentin
 Episode 10 : Le sang des Farines


 原作と同じこのタイトルがニコラ・ル・フロックのFacebookで発表されており、「いいね!」をつけてる私のタイムラインには速報がばっちり来ると…。便利だなー、Facebookって。
 出演者を見ると、レギュラー陣は変わらず。ジェロームさんのニコラに、重低音ウーハー付きのブルドー、セマギュース兄貴と通風の大家さん、などなど健在。
 ただ、原作のあらすじを見ると、そろそろルイ15世の先が見えてしまっていて、むむ、遂に動乱の予感が。


 ↓ロケ現場にて。ジェロームさんが、また細い…。特に顔が細い…。ちゃんとご飯食べているのかしら…。





今度こそ、ミステリーでお願いします!

2012/03/12

3月11日に思うこと

 今年に入り、ホームベーカリーでパンを焼くのが趣味になりました。
 昨年末に義理の母が「もう飽きて使わないからあげるわよ」と、ホームベーカリーをくれました。ずーっと欲しかったのですが、大家が「えー、パンなんて買った方がおいしいじゃん」と言うので、買えずにいたのです。
 そんな意欲満々な家に来てしまったホームベーカリーは、週末に3回転ぐらいして次の週の朝ご飯分を焼いてます。焼いたパンは、冷凍庫に保存。でないと防腐剤も何も入ってないパンは2、3日後に見事に黴ます。(・_・;)
 毎朝、「今日は何のパンにしようかな~、ライ麦といちじくのパンにしようかな。それともチーズとベーコンのパンにしようかな~」とパンが詰まっている冷凍庫を見ると、「贅沢だな」と思います。多分、この感覚は、震災以前には存在しませんでした。

 昨年の3月11日、縁側昼寝犬は都内の職場で地震に遭い、当日は会社泊で翌日我が家へ戻ってきました。

   ↓顛末はこちらをご参照下さい。
 「腰が抜けて、コーヒーが散った後」

 昨年の今頃、パンが近所では売ってなくて、「取り敢えず、うちは大人だけだから、我慢できるよね。友達からもらったお米もあるし、親戚が送ってくれたうどんもあるし、それを食べていればいいよね」と口では言いつつも、これ以上スーパーマーケットの棚から食料品がなくなったらどうしよう。仕事帰りにスーパーマーケットに行くと、棚がガラガラだから、仕事休んで買出しに行かねばならないのか?
 それに加えて計画停電で自宅一帯が真っ暗な中、間引き運転の被害に遭って隣の駅から歩いて帰ってきたり、余震からくる不眠症もあり、傍からは平然と暮らしているように見えたでしょうが、かなりしんどい思いをしていました。
 あれから一年、さいたまで暮らす限りは何の不便もありません。冷え込みが厳しいときに東電のサイトで電力消費状況を見て、「む、ピンチかも」と危機を感じたり、たまに大きな余震があって、電車が止まったりするくらいです。
 ですが、あの日以来、自分の中で物事を見る目が変わったような気がします。


 今まで当たり前であったものは、当たり前ではない。
 食料がお店で買え、お店の棚が商品でいっぱいであることは、当たり前ではない。
 電車が来て、自宅まで帰れるのは当たり前ではない。
 電気がついて、ガスが使えて、お風呂に入れるのは当たり前ではない。
 明日が来ることは当たり前ではない。


 日本社会のインフラがしっかりしていた恩恵を受けて育った縁側昼寝犬。安全で、停電なんて日常生活ではほぼなく、食料も欠くことなく、働けばお金が貰えて、それで物が買える。でもそれって、普通じゃないんだよね、たまたま恵まれていただけだよね。

 震災後、たまたまスーパーマーケットで見かけた納豆「一家族1パックまで」を買い込み、大家に「見て見て、納豆があったよー」「おー」なんていう会話をしていたら、こういう会話をどこかで聞いた記憶があり、唸りながら脳内を浚ってました。「うーんうーん。おお、そうだ、祖母が戦後は食糧難で今日はあれが売ってた、でも今日はあれがなくてこれが売ってた、おー、とか言ってた」。おばばさまたちは偉大で逞しい…。
 やがて流通網が戻り、震災前に戻りましたが、電力不足は解消されていないし、福島第一原発は現在進行形。Mark-1のアフォタレー! とか、何でこんな時にこんな人が首相なんだよー! とか、言いたいことは多々ありますが、この震災の対応で他にもいろんなことが見えてきた様な気がします。
 震災の時に、東北地方を走っていた新幹線は地震を感知して減速または停止していたと聞きます。地震が来る、何かが起きることを前提に作っていたシステムと、「原発は安全です。非常用電源がありますから、冷却装置が止まることはありません」と言い続けていた東電と、非常用電源のある場所まで確認せずに「安全です」を妄信して追求していなかったマスコミと、何をしてるのか分からなかった原子力保安院。
 その役割があるにも関わらず、思考の怠慢、行動の怠慢をしていたのは誰か?


 先日、確定申告をしました。3年前に損切りした投資信託の損と、昨年、株の配当金で収めた国税と地方税を計算して、損がまだあるので取られた税金を戻してもらいました。
 それにちょっと色をつけて、こちらの講座に寄付をしました。本業は素粒子の研究家にも関わらず、南相馬市の給食丸ごと放射線測定を私費で始め、ホールボディカウンターの補正もされています。
 本業の人はどこに雲隠れしてるのか分かりません。でも今、自分が社会に貢献できることがあれば、やらねばならぬ。その気持ちと行動に私はお金を少し出しました。
 あと、先日、会津のお米を買いました。大家に「福島のお米を買ったよ。風評被害にあってるみたいだから応援の意味も込めて」と言ったら、「いいんじゃない」。まぁ大家はのんびりしてますから、あんまりそこらは考えてないかも知れないけど。
 震災後も大家は「あるもの食べてれば、すぐにまた品揃えは戻るよ。だって日本だもん」と言っていたので、縁側昼寝犬もちょっと気が楽になりました。(買占めに走る人でなくてよかったよ、ママン…。それだけでも縁側昼寝犬の判断は正しかった。(*´ェ`*))

 いろんな情報が飛び交っているけど、それが正しいかどうか、持ち合わせた全ての知性を動員して考えねならないと思っています。それには、カルトや妄信や恫喝などというバイアスは要りません。
 縁側昼寝犬は福島第一原発のその後を見続けていこうと思います。
 ひとたび事故を起こすと、その処理にかかる年月は人間の寿命の長さとは桁違いの期間が必要なのが原発。それが人間の叡智で何とかなるものなのかどうか。
 廃炉まで生きているかどうか、ではありますが、祖母は105歳まで生きたので、なんとか見習って頑張りたいと思います。

 「国民を守れない政府は、統治の正当性を疑われる」
 シャルル・ド・ゴールの言葉が頭から離れない今日この頃です。

2012/03/05

白黒から色溢れる世界へ [ルドンとその周辺-夢見る世紀末]

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 会期末に慌てて三菱一号館美術館へ。
 目的は「岐阜美術館所蔵 ルドンとその周辺-夢見る世紀末」を見に。

 3月2日金曜日に職場で「ルドン展は三菱一号館美術館がかなり気合入れてるらしいから、行かなくちゃね」「へーそうなんですか。3月で終わりなんですよね」「えー、いつ?」なんて話をしていて、その日の夜は9時まで仕事していたので行けず。自宅に帰ってサイトを見て、目がどーんと飛び出ました。
 ええ、3月4日まで? まぢで? 急がないと終わっちゃうじゃん。


 慌てて3月3日のお昼近くに自宅を出発。目標は朝10時だったんですが、ホームベーカリーにパンを仕込んでいたので遅くなりました。(・_・;)
 午後1時過ぎくらいに到着したら、なんとやや入場規制中。まぁ中が狭いので、ちょっと人が殺到すると入場規制せざるを得ないんですが、ルドンってそんなに評判なのか。
 今回、三菱一号館美術館が気合入れてる、なんて聞かなければ、もしかしたら来なかったかも知れない。それくらい縁側昼寝犬にはなじみのない画家さんでした。
 なじみがないので、ガイドイヤホンを借りて回りました。最初は石版画の白黒の世界。ルドンはてんかん持ちだったそうで、その病気のせいでいろんなことがままならなかったとか。うーん、外傷性ではあるがてんかん持ちの兄を見ていると、確かに大変だしな。
 「エドガー・ポーへ」と題された作品群は発想が面白い。怪奇ぽくって、おどろおどろしくていい。
 そのルドンが結婚して、息子が生まれると、色のついた絵を描き始めるのです。それが明るい色で、鮮やかで、画家の気持ちが伝わってくるようで感動しました。また題材も花を描いたりと、ルドンの嬉しさが色から、題材の変化から見てとれました。まるで「僕の人生に色がやってきたよー」。そんな感じ。
 そして「グラン・ブーケ」へ誘導されて見たら、ちょっと鳥肌が。
 芸術は爆発だ。いや、色の爆発だ。そして、それにしてもでかい。
 chocolat!で「グラン・ブーケは大きいですよね」とボブさんに言われ、「ええ、tres grand です^^」と学芸員の方が言っていた通り、でかいーーー。
 でかいけどお貴族様の食堂用だったと聞き、「うーん、この大きさでなくちゃなー」と納得。 
 いやいや、それにしても久々にわくわくする絵を見ました。
 同世代の画家の絵も面白かったです。ムンクの絵を見るとは予想外。あとはマックス・クリンガーの一連の作品も絵にストーリーが感じられて、絵だけを見てる感じがしませんでした。こういうの、いいねー。


 会期末だったので、図録は完売。絵葉書もあまりなく…。(´・ω・`) しかも売店があまりにもしょぼくてひっこんだ場所にあったので、体半分展示会場から出て、慌てて戻って参りました。(・_・;)
 午後3時過ぎに出てきた時にも入場制限はまだ続き、しかも40分待ちになってました。ひー。


 ルドン展は3月4日まで。(って書くのが遅かった。くっ)
 ちなみに職場で話していた人は、最終日の午後5時に滑り込んだそうです。(「打ち合わせが長引いちゃって」だとか。って日曜日に働いていたのか…)
 

2012/03/01

あまりにも見事な存在感でした [三幕の殺人]

 NHK BSプレミアムで放送された「三幕の殺人」。
 ポワロさんって最近、見てないのよね。
 でも何でこれを見たのか、と言うと、縁側昼寝犬の幼心の君、マーティン・ショウが出てるからっ!(nisemiさん、ありがとうっ)

 ヾ(〃^∇^)ノ わぁい

 あらすじ(NHK BSプレミアムのサイトから引用)
 
ポワロは友人の元俳優サー・チャールズが開いたパーティーに招かれる。そこにはチャールズの親友の精神科医ストレンジなど、さまざまな人が集まっていた。だが、その席上で老牧師がカクテルを飲んだ直後に急死。殺人事件を疑うチャールズにポワロは病死だろうと告げる。
しかし1か月後、ストレンジは自分が主催したパーティーでワインを飲んだ直後に急死する。2つのパーティーの招待客はほぼ同じ。2人の死には関係があるのか…?


 原作とは主要人物の関係が違うとか、そんなのはどーでもいい。
 マーティン・ショウのタキシード姿とか、何気ないブレザー姿とか、ああ、歳を取っても尚も素敵。(じゅる)
 もうそれしか見てないし…。ポワロさんなんて、画面の隅をちょこちょこと歩いているフンボルトペンギンみたいな感じでしか目に入ってないし。大体、今回、存在感薄いし。やはり「三幕の殺人」は、マーティン・ショウがメインの柱でした。堪能~。

 しかし推理ドラマとしては、そこそこ伏線張られてるけど、ただ駆け足でどーっと走った感じはありました。あの原作を2時間ドラマにするのは、難しいよね。
 でも毎度毎度のことながら、登場人物の衣装や大道具やロケ地など、一切手抜きない凄いシリーズでありますな。むふぅ。

2012/02/25

DVDが届いた~

 正直言うと半分以上諦めていたのですが、Nicolas Le Floch Saison4のDVDが2月20日に到着しました。


     ∧∧    ∧∧                   ∧∧
キタ━━( ゚∀゚)━━( ゚∀゚)━━━━━━━━━━━━(ヽ゚∀゚)')━━!!!
     と  つ  / つつ  (         /^)^)   ⌒ヽ  〈
   ~(_ つ ~(  〈    /⌒(´>>   (_, `)~   ( つ ヽ
      し′    ヽ_)_)   し'⌒ヽ,),,) <と_ノ       \,)


 やっと、やっときたよ。(´;ω;`)
 何度前転してもしたりない気分でっす。
 そろそろアマゾン仏に「とどかないっす。調べてくれっちょ」というメールを英語で出そうかと思っていたのですが、まるでその気配を察したかのようなタイミングでやってきました。
 大寒波のヨーロッパを抜け、モニカ姉さんのパワーに負けること1週間。モニカ姉さんのDVDより先に出発して、後に届く、というところがさすがニコラ。
 もったいつけやがってぇぇ~。ニコラだから許すか、あはあは。

 只今、Saison4の第1話「Le dîner de Gueux」を見てるのですが、いきなりのノーブルクールさんのご乱行に目が点。そ、そんな人だったのか…。
 そして、ニコラの上司サルティン総監の喜劇、いやいやいやいやこれはどう見ても悲劇なんだが、喜劇にしか見えないCaronさん大熱演シーンに大爆笑。大御所の素晴らしさに笑いすぎておなかが痛くなりました。
  またジェロームさんの酔っ払いの演技のうまいことうまいこと。これでは、礼儀正しくて誠実で有能な好青年ニコラどころか、ふつーの酔っ払いのおっさんで、もしかしてこれはジェロームさんの素の姿ではないかと勘繰るような…(以下省略)。

 現在のところ、ミステリーの匂いは殆どなし。
 レギュラー陣の大熱演を見たら、もうどうでもいいかも…。

2012/02/11

届かないのは誰のせい?

 先日、注文した「Nicolas Le Floch Saison4」のDVDがアマゾン仏から「発送したよ。到着予定は2月7日」ってメールが来たので、「おー ヾ(〃^∇^)ノ」と喜んでいたのですが、2月7日には何も届かず経過。
 む、もしかしてこれは、今回こそは、あの悪名高き仏郵便局の「遅い、届かない、やる気がない、たまにストしてる」という連続攻撃の被害に遭ったかも。今まで無事だったのが不思議ってことかしら? 不思議は言いすぎだ。運がいい、くらいにしておいたほうがいいな。
 日本の宅配便業者の正確さに慣れている縁側昼寝犬としては、ここはぐっと我慢だ。我慢して待つぞ。気分は「his master's voice」の犬。

 「ご主人様の声がする」

 …何かが違う。(・_・;)


 ついでに言うと、ジェロームさんがモニカ様と共演して、ヴェネツィア映画祭に出品したらてんでな評価を頂いた映画「UN ÉTÉ BRÛLANT」も同時に注文したのですが、こっちは2月1日の発売予定が延期になり、そのせいでニコラのDVDとは別発送になりました。
 いつになるんだろうか、と心配したのですが、ニコラよりも2日遅れて発送されました。


 ↓ちなみにこれがヴェネツィア映画祭での記者会見&内容チラ見せ映像。ジェロームさんはいつもの如く、髭ぞろのてきとーな格好をして登場。そして主演じゃないので一瞬だけ映って、終了。(涙) 主演の時も真ん中には立たない彼のことだからして、この状態には納得。しかしヅラなしでコスプレしてない時の彼は好青年だわー。(*ノノ)(あ、好中年か)




 このDVDも2月10日に到着予定だったんですが、来ておりません。
 これはヨーロッパを襲っている大寒波のせいでしょうか?
 そうだ、大寒波のせいだ。うん、そういうことにしよう。来週にはちょっと温かくなるらしいので、物流も平常運転に戻ることでしょう。




  そう思いつつも、「まだ荷物届きませーん。確認してよーん」という英文を心の中で用意し始めました。    

2012/01/22

iTunes Storeでお目見え [Nicolas Le Floch Saison4]

 ニコラがiTunes Storeで買えます。

 ↓
 http://itunes.apple.com/fr/tv-season/nicolas-le-floch-saison-4/id493026104


 1話あたり2.49ユーロ。4話買うとちょっと割引で8.99ユーロ。今、1ユーロが100円を切っているので、かなりお得感があります。
 Saison1なんて0.99ユーロ。(☆∀☆) うう、これこそ「もってけ、ドロボー」ってヤツですか?

 DVDの輸送費を考えるとこれでもいいか、などと思ったりしますが、HDDがぶっ飛ぶ可能性を考えれば、やはりここは保存性でDVDに軍配が上がると思われます。DVDだって4話入って24.95ユーロと日本の相場から考えれば充分安いしね。
 が、しかし、iTunes Storeでジェロームさんの顔を見ると、人気投票じゃないけどポチりたくなるところ。いやいや、ここはぐっとこらえて、Saison4のシーンをちら見して我慢だ。



 我慢だぞ、私。


 で、実際、日本に売ってくれるのかね?

2012/01/21

謎、キタ! [Nicolas Le Floch Saison4]

 毎シーズン2話ずつの放送で、ナゼカ後半の方が出来がいいニコラ・ル・フロック。
 「ブラン・マントー通りの謎」はニコラとブルドーさんの活躍で解決されましたが、この謎は誰にも解決できないに違いない。
 軽い嫌味はともかく、日本時間では昨日の晩、本国フランスではほんの約3時間前に放送が終わったシーズン4の後半、"L'affaire de la rue des Francs-Bourgeois" の番宣をば。



Bande annonce "L'affaire de la rue des... 投稿者 Phares-Balises


 Saison3に引き続き、錬金術師サンジェルマン伯爵登場。うひ、怪しい。
 全体的におどろおどろしくて、こわーい感じが漂ってきてます。毒ですか、今回は?
 そして何となくですが、遂に単なる冒険活劇ではなくなった予感がします。ニコラのルパン3世化から脱却か?
 原作にあったようなくらーくて、こわーぁい世界の存在を感じます。くんくんくんくん。こ、この匂いは、ドラえもんのオリジナル脚本に渇望していた「ミステリー」の部分では? そんな芳しくて香ばしい「ミステリー」の匂いが漂って参りましたーーっ。
 ちょっと待て、その香ばしい香りは、それはさっきホームベーカリーで焼き上がったフランスパンの匂いでは!? いやいやいやいや、そんなことは…。(・_・;)

 楽しみです! 正直言って、本当に楽しみでっす!  ヾ(〃^∇^)ノ ←散々盛り上がっておきながらも、まだDVDを予約してない。         

«S5の前にS4が気になる [Nicolas Le Floch Saison4]

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登場人物紹介

  • ●縁側昼寝犬(えんがわひるねいぬ)
    このサイトの管理人。昼は会社員だが、夜はゲーマー、たまにアニメや海外ドラマにどっぷりはまる奥様。左足に古傷があり、松葉杖の使い方は天下一品。失敗する料理は決まって量が多いとくるので、始末に困る。
  • ●大家
    不思議な縁があって勢いで結婚した縁側昼寝犬の夫。縁側昼寝犬が生息するマンションの持ち主であることから「大家」と呼ばれているが、世間で言うところの「大家」ではないので要注意。 最近はフィットネスクラブで格闘技系エアロビクス「マックスファイト」にはまっていて、3ヶ月で3kg痩せやがりました。 綾波レ○の隠れファンであり、縁側昼寝犬に向かって「このオタが!」と叫ぶが、ミラー攻撃でその刃は自分に向かうのが常。

  • 縁側昼寝犬のTwitter

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